今回は、先日の記事で書いた「プレワークアウト 」関連のサプリ、「シトルリン」に関して書いていきたいと思います!
筋トレの前に飲む事で様々な効果を得られるプレアークアウトサプリの中でも、
特に含有されている事が多いサプリ「シトルリン」。
イントラ系のサプリにも入っている事が多いのですが、果たして効果の程は…!?
プレワークアウト系サプリ「シトルリン」とは?
シトルリン(Citrulline)とは、アミノ酸の1種で、尿素回路を構成する化合物のひとつである。1930年に日本でスイカの中から発見され、そのラテン語citrullusに因んで名づけられた。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はい、こんな感じ。
なんとスイカから発見されてしまったシトルリン。遊離アミノ酸の一種であり、「NO系」と呼ばれるサプリの一種です。
また「尿素回路」or「オルニチン回路」と呼ばれる動物体内の尿素生成に関わる循環の中でも生成されます。
プレワークアウト系サプリの中でもNO系と呼ばれる「シトルリン」の効果。
主なシトルリンの効果ですが、
- 血管拡張作用がある。
- 上記の結果、体の各部に栄養が行きやすくなり運動のパフォーマンスを高めてくれる。
- 上記の結果、血流が良くなり筋肉のパンプ感が高まる。
- 上記の結果、持久力が高まる。
- 上記の結果、集中力なども高まる。
- 運動によって発生する疲労の原因の一つ、アンモニアを除去する働きにより、疲労の軽減の働きがある。
こーんな感じで、至れり尽くせりな効果があります。
その為にプレワークアウトサプリなんかにはほぼ入っているんですね。
体感の程は人によってまちまちですが、摂取しておいて損は無い感じですね!
「シトルリン」も含まれる「尿素回路」「オルニチン回路」とは?
シトルリンの効果の一つ、
- 疲労の原因の一つ、アンモニアを除去する働きにより、疲労の軽減の働きがある。
上記の効果には、「尿素回路」又の名を「オルニチン回路」と呼ばれる体内の循環が絡んでいます。
(ここから下は若干厄介な内容となります。)
- たんぱく質などの「窒素」を含む食物を摂ると、その窒素原子の余分な分はアンモニアとして遊離する。
- アンモニアは毒性が強い為、オルニチン回路の中で毒性の弱い尿素に作り変えられる。
- 上記の結果、様々な経緯を経てアンモニアはカルバモイル燐酸と言うものになる。
- カルバモイル燐酸は最終的に体内のオルニチンと縮合し、シトルリンとなる。
- シトルリンがアスパラギン酸と縮合し、アルギニノ琥珀酸となる。
- アルギニノ琥珀酸は最終的に切断され、アルギニンとフマル酸になる。
- アルギニンは加水分解されて、尿素とオルニチンに変わる。このオルニチンが再び「4」の段階に戻り循環する。
上記1〜7の循環を、シトルリンに加えサプリで有名なアルギニン、オルニチンらが循環し続けるんですね!
その為そこまで大量にはシトルリンは必要無いようです。
プレワークアウト系サプリの中でもNO系と呼ばれる「シトルリン」の摂取量は?
シトルリンの摂取量ですが、一般的には「2~3g」程度と言われております。
まあ回路で作られますので、そこまでの量は要らないようですね。
効果をより体感したい場合は6~8g程度で試してみても良いかもしれません。
効果の程は人によって体感が変わってくる為、自分で試しながら調整してみましょう。
シトルリンを筋トレに取り入れて、トレーニング効果を最大化しよう!
少し摂取してサポートすると良さそうです。