そういえば!
筋トレやダイエットでは、「水はいっぱい飲め!」とよく言われますよね?
なんとなくその通りな気がして誰しも水を飲んでいるかと思いますが、
今回はその水の重要性を書いてみました。
まぁ「喉が渇く」と言う生理現象があるくらいなので、
サプリよりも高い効果を発揮する「水」、読めば納得です。
ダイエットや筋トレで意外と忘れられがちな「水」
ダイエットしよう!と思ってまともな方法を見つけた方が、
まずは気にする部分としては、
- カロリー計算
- PFCバランス
この2点かと思います。
要は三大栄養素、
- P=プロテイン=たんぱく質
- F=ファット=脂質
- C=カーボ=炭水化物
が人間の活動エネルギーとなる「カロリー」を持っていて、
コレらを最適なバランスでメンテナンスカロリーより減らせば体重が減る、
というのが基本の考えなので、まずはココから押さえる方が多いと思うのですが、
「水」は逆に運動中ではよく飲んだりする割に、意外と気にする事は少ないのではないでしょうか?
今回はそんな「水」がどんな作用があるか書いていきます。
体にとって大きな割合を占める「水」
実は人間の体、成人では約60%が水分で出来ています!
70kgの方では約42kgが水分、体液な訳ですね。
よく体の60%が水分!なんて話は耳にした事があるかと思いますが、
実際体重にしてみると、すごい量が水分だという事が実感出来ますよね。
逆に考えると、筋肉と脂肪の量はそこまで多くないですね。
脂肪1kg減っただけで、意外と体が変わるのも頷けます。
体内の水分の働きとは?
ではその体の中でも大きな割合を占める水分は、どんな働きをするのでしょうか?
体内の水分は大きく分けて、
- 細胞内液
- 細胞外液
この二つに別れるようです。
細胞内液
細胞内液(さいぼうないえき、英: intracellular fluid)は、体液のうち細胞内に存在するものの総称。動物種により異なるが、体重の30~40%程度を占め、細胞の種類によりその含有率は異なる。細胞膜を介して物質交換を行っており、同一の細胞であっても活動状況によりその組成は異なる。
細胞内にある液体。細胞外液が足りない時ここから補充もするよ!
主にカリウムやリン酸等の電解質が多く、細胞膜により他の電解質の侵入を制限し、水分のみを細胞内に取り入れるよう制御しています。
トレーニングしている方に関わる基本的な働きで言うと、主に細胞内の水分ですので、
タンパク質の再合成や筋肉のエネルギー産生など、
様々な細胞の働きを全てサポートするのに必要です。
うん、何をするにしても水分が必要って事ですね。そりゃあ大事ですわ!
まず一つ目の重要ポイント、お分り頂けただろうか?(心霊画像TV風)
細胞外液
細胞外液(さいぼうがいえき、英: extracellular fluid)は、細胞外に存在する体液の総称であり、血漿と間質液より構成される。脳脊髄液などの一部の細胞外液は細胞通過液として分類される場合もある。細胞の生活環境である細胞外液は内部環境とも呼ばれ、細胞外液の恒常性の維持は生命維持において不可欠な機構である。細胞外液は体重のおよそ20%(血漿:5%、間質液:15%)を占める
要は血液中の水分と細胞間にある水分のこと。
電解質はナトリウムとクロールが多い細胞外液。
ちなみに血液は血漿と赤血球が混ざったものです。
血液の働きはなんとな〜く聞いた事があるかと思いますが、
- 酸素や栄養素の運搬
- 老廃物を取り込み、体外へ排出
と言う、コレまた重要な役割を担っています。
そして間質液は細胞達を浸していて、かつ血管の周りにもあり、
血液が運んだ必要な栄養や酸素などを、必要な細胞へと拡散してくれます。
栄養や酸素などの運搬と、必要な細胞への橋渡し役って事ですね!
重要ポイント二つ目、お分り頂けただろうか?(2回め)
細胞と血管、体液の略図
以下、細胞と血管、体液の略図です。
なぜ?ダイエットや筋トレで水をたくさん飲む理由
はい!ここまで説明したらなんとな〜く、水が大事な理由は分りますよね?
- 体の細胞各部へ栄養や酸素を運搬する→筋肉の合成や運動エネルギーを作るサポートをする。
- 老廃物を排出する。
- と言うか体の半分以上が水分で出来ているし、
- そもそも生命の維持に必須!
それくらい最も重要な摂取物で、かつ運動すれば汗として出ていきますし、
ただ生活していても排泄物や、なんなら息の中に混ざって減少していきます!
ダイエットと筋トレに至っては、最初のタンパク質合成やエネルギー産生は重要ですよね。
筋トレ&ダイエットでの運動時は、水と「電解質」も摂ろう。
ダイエット・減量の為にも水分を一杯摂って代謝を上げよう!
水分を沢山摂る事により、排出も多くなって老廃物を出す量も増えたり、代謝があがります。
運動をする方は1日3〜4リットルと言われていますが、
水だけでなく食物でも水分量の多いものを食べる等して、
上手に水分補給していきたいですね!