色々なトレーニングの行い方を書いてきておりますが、
今回は「TUT理論」というものを書いていきたいと思います。
TUTとは?何の略か?
それでは早速ご覧ください!
筋トレの効果を高めるTUTとは?
早速ですが、TUTとは何でしょう?
タイム・アンダー・テンション=緊張下での持続時間、みたいな意味ですね!
要は筋肉に刺激が入っている「時間」を意識してセットをこなそう!という理論なんですね!
筋トレでのTUTの重要性
なぜTUTが重要か?なのですが、
「筋肉の緊張時間」…むしろ何と無く重要な気がしてきますよね?
↑↑先日書いた記事でも少し触れましたが、
トレーニングのベーシックな行い方として、
「10回3セット」と提唱される事がとても多いですが、
意外と「セットにかける時間」は、最初の段階であまり聞かないですよね?
ですがそこに一度疑問を持ってみてください。
「10回1セットを20秒」で行うのと、「10回1セットを40秒」で行うのでは、
何と無く後者の方がキツイトレーニングに思いますよね?
その感覚は正しくて、「10回3セットなら何でもOK!」みたいな魔法は無いのです。
20秒間では無く40秒間、より長時間緊張が続いた方が筋肉に刺激が入ります。
そこを大事にしましょう!というのが「TUT理論」の概要です。
筋トレテクニック・TUT理論の基本的な考え方は?
それでは基本的にTUT理論では、どの程度時間をかけるべきと言われているのでしょうか?
加えて、
降ろす時はゆっくり、挙げる時は爆発的に!
という事で、「どの局面に時間をかけるか?」というのも重要です。
理由としては、筋トレではウェイトを降ろす局面(ネガティブ)の刺激が強いと言われている為、
ここを時間をかけて力を入れながら抵抗し、
ちなみにネガティブのあとに「ボトムで1秒停止」を加えて爆発的に挙上、で1回合計5秒というのも有りかと思います。
筋トレテクニック・TUTでの重量設定は?
TUTでの重量設定ですが、
例えば定番の10回3セットの場合、ベンチプレス等で見ると、
TUTでやるとなるとかなりツラい、というか無理かと思います(汗)
TUTでは時間の掛けすぎも注意!
あまりに軽い重量にして何分も掛かるセットにしてしまうと、
筋繊維の中でも特に筋肥大し、ウェイトトレーニングで主に刺激を与えたい、「速筋線維」への刺激では無く、
主に有酸素運動等で使用される「遅筋線維」への刺激へ移行してしまう可能性がありますので注意しましょう!
基本的にはあくまで上記40〜60秒の範囲内での重量に留めるのが無難かと思います。
刺激を逃さず、TUTの考え方で筋肉を緊張させ続けよう!
1回4秒1セット40秒等と書きましたが、
この時間は「セットの時間」では無く、「筋肉が緊張している時間」の事です。
負荷を逃している時間はカウントせず、可能な限りセット中負荷が逃げないように動作してあげましょう。
またトータル40秒だけを意識し、
- ドロップセットで追い込む
- 11レップ以上の高回数セットにする
等もアリかと個人的には思います。
刺激を逃さないTUT法で、最近筋トレの刺激がイマイチだった方は是非新しい刺激を加えてやりましょう!