ホメオスタシスを知って筋トレ、ダイエットとうまく付き合おう!

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「ホメオスタシス」と言う言葉はご存知でしょうか?

日本語では「恒常性の維持」と言い、主に正常な状態を維持しようとする高度な機能で、
人間には無くてはならない、そして色んな場面で助けられる機能です。

しかしそれによってダイエット及び減量では少し困ったことになる事もあるんですね。

今回はコレを説明した上で、「じゃあダイエットの時はどうするか?」まで書いていきます。

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ホメオスタシス=恒常性とは?

恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシスὅμοιοστάσιςhomeostasis)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

要は現状の状態を維持しようとする機能の事ですね!

そんな優秀な機能が人間の体にも備わっております。
実はコレ、結構凄い機能なんですよね。

日常生活では生命維持を手助けするホメオスタシス。

誰しも人間はホメオスタシスの恩恵を受けていて、
分かりやすい例で言うと、

  • 気温が高くて暑い時、汗を出して体温を下げようとする。
  • 風邪を引いた時、熱を出して直そうとする。
  • 怪我をした時、傷を直そうとする。

コレらは全てホメオスタシスのおかげとも言うべき現象です。
逆に、コレが阻害されている状態ではデカい病気な可能性もありますね…汗

そんなホメオスタシスはダイエットや筋トレの天敵?

生命の維持の為、ものすごく働いてくれるホメオスタシスですが、
実はコレがダイエットや減量では、少し邪魔をしてきます…。

ダイエットや減量では簡単に言うと、極端にやってしまえば

  • カロリーを制限する=軽い飢餓状態を作る=体が痩せる=生命維持としては危険!

と捉えられてしまい、ホメオスタシス的にはNGなんですよね…。

特に1ヶ月で体重の5%以上の減量が発生している時は、ホメオスタシスにより停滞しやすいと言われてます。

 

カロリーを消費量より減らしていても、このような高度な機能により、停滞期が発生してしまうんですね…。

ちなみに筋トレで筋肥大しようという時も、体の変化を抑える為にコイツは少し邪魔をしてきます。

とは言っても、もし雪山で遭難した時に生命の維持をなんとか食い繋ごうとしてくれるホメオスタシス、悪者には仕立て上げたくないですよね?!
(雪山に行くかどうかは別にして)

ホメオスタシス=恒常性の維持を知り、うまく付き合おう!

そんな命を守る為には必須のホメオスタシス=恒常性の維持。

生きる上では必要な機能なので、コレを止めるような事は考えず、
減量時には上手く付き合いましょう!

具体的な方法としては何種類かありまして、

【とりあえずそのまま現状維持してみる】

ちょっとコレホメオスタシスのせい?それともカロリー計算ミス?
と、ちょっと原因が分からない時もありますよね?
そんな時は一旦現状のカロリーで続けてみましょう。
ホメオスタシスでの停滞だとしても、体に馴染んでくればスッと体重が落ちるタイミングもあります。

【少しカロリーを足してみる】

生命維持に支障をきたしているカロリー!と言う判断をされている可能性がありますので、
一旦少しカロリーを増やしてみるのも手です。

その際はある程度取り返しのつくカロリー、そして期間で考えて、慎重に増やす事をオススメします。

【摂取カロリーに波をつける】

ホメオスタシスを避ける為、1日のカロリーでは無く一週間でのカロリー計算にし、
摂取カロリーの多い日、少ない日と分けて波を作ることにより、停滞を避ける方法も有ります。
調整が面倒ですが、効果はあると思います。

【チートデイorハイカーボデイを設ける】

【少しカロリーを足してみる】に近い考え方ですが、一旦ホメオスタシスをバグらせる為に、カロリーを気にせず食べまくる【チートデイ】を検討するのも有りです。

しかしチートデイは脂質も気にせず食べるので、少し怖い方はカーボのみを増やす【ハイカーボデイ】で検討するのも良いかと思います。

ダイエット&減量の状況により選択してみましょう!
但し増やすカロリーをどの程度で回収できるかも考えながら、選んでくださいね!

ホメオスタシスを認識して、ダイエットを成功させよう!

人間として生きている以上、ハードな減量ではホメオスタシスにより停滞期が訪れる。
コレを認識しているかどうかで、ダイエットで挫折せず続けられると思います。
停滞したとしても、「はいはい停滞期ね…少し待ちますか」程度に受け流す心を持って、
しっかり目標の体を目指していきましょう!
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